あーら、不思議。
ロイドがまた、鎌を振り上げているではありませんか?
しかも刃は私へと向けているようだ。
因みに鉄格子の後ろにいるシトリーさんは、ニヤニヤと笑っている。
今の状況はかなりヤバイ…、のではないだろうか?
ひゃぁぁぁぁぁ…、
レイ!怒っている場合ではないよ~ッ!
私、殺されそうなんだよ~ッ?
こんなに殺気ただ漏れ状態に全く気がつかない程、きっとレイは目の前にいるお母さんに気持ちがいってしまっているのだろうとは分かっているけどね。
「レ、レイ…」
震える私の声に、全く反応してくれないレイ…。
視線はずっと、自分の母親に向かっていた---
レイレイレイレイ…、ちょ、ちょっと本当にやばい状況なんだよ?!
気付きなさいよね~ッ!
うわぁぁぁぁぁ…、
刃、刃が振り下ろされた。
もう、ダメ~~~ッ!!!



