目の前に黒字が浮かび上がる。
でも…、
今の私には文字を見る事は出来るけど、内容までは頭の中に入ってこない。
一体、目の前のこれはなんなのだろうか?
私はただただ、シトリーだけを見つめていたいのに---
「………」
「………」
視界に入るキラリと光った刃を持つ鎌が、獲物を狙う獣の様に鋭く光ったのが見えた…気がした。
鎌を持つ人物が、一気に私へと振り落とす。
その時…、
ロイドのフード下に隠れている、顔が見えた。
それは人間の世界では動く事は絶対にありえない、骸骨だった。
ボンヤリとそれを眺めている、
その時だった---



