シトリーはそう言うと血の色をした瞳を私に向け、ジッと見つめてきた。
まただ…。
何故か身体が、ピクリとも動かす事が出来なくなった。
焦る私に気付いたのかテレスさんは心配そうな表情で私を伺い見てくる…が、横目でそれを確認した時にはもうシトリー以外、何も見ることが出来なくなっていた。
だから---
”ピコーン、ピコーン、ピコーン…”
ここでゲームの始まる合図音が鳴ったところで、私の思考はただただシトリーのみ。
シトリーがニヤリと微笑み、横にいたロイドへと目配せする。
すると…、
ロイドは鉄格子を通り抜け、私の前に立った。
それをボンヤリと見つめていると、ロイドの持っていた大きな鎌が天へと伸びたのが視界に入る。



