【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~





カチャッ---


キイッ---




扉の開く音がどこか寒々しく聞こえ、ブルッと身体が震えた。




誰が来たのだろうか?


凄く気になるけど、扉越しから覗く度胸なんて私には持ってない。




だから…、


ガクガクと動いてもくれない足はその場で折り、身体を丸める。


そんなことしたところで無駄な事は分かっているけど、これくらいしか自分の身を守る術なんて思いつかない。




私にも魔力があったら---



チラリ…、


と腕で顔を覆いながらも、隙間から扉を覗き見た。




まだ…、


来てはいない?




それでも…、





コツ、コツ、コツ---




足音がすぐ傍まで近づいて来ていると分かる音に、更に身体が縮こまった。