【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~



「人間…よね?何故…こんなところにいるの?」


「…はい、人間です。あ…なたこそどうしてこんなところに?」




どうしてここにいるのか聞かれても自分でもよく分からないから、思わず聞き返してしまった。


それを気にする事なく、その人はゆっくりと口を開く。




「私は…、私達を狙っている輩に隙をつかれて捕まったの。もう、何百年も経つわ」


「何百年…?凄いですね。あの…、魔力とかを使えば逃げられるんじゃないですか?」



話すのが疲れるのか言葉を発するたびに一息つき、そしてまた口を開く。


私はその女性に合わせるように、ゆっくり話した。





この人は魔族なんだろう---



悪魔とかって、野蛮で怖いイメージが私の中にはあった…。



でもこの女性は服はボロボロ、髪の毛はボサボサだったりするけど、どこか清楚な雰囲気を醸し出していて全く怖く感じない。




だから、少しずつだけど…、


勇気を出して、一歩一歩…とその女性に近づいてみた。



そんな恐々している私を見て、フッと頬を緩めてからその女性は口を開く。