「レイ…」
来てくれないの?
助けに来て…、くれない?
そっか---
別にレイとセリュはゲームの見届け人であって私に何か合った時、助けてくれるなんて一言も言ってはいなかった…。
ガックリと肩を落とした私。
すぐに駆けつけてくれないレイの気持ちが、分かってしまったからだ---
そう…、
レイは私を好きではない。
そんなのは当たり前だ…。
会って間もないたかが小娘一人を好きになるはずないし、それに---
レイはどこか人と壁を作りたがっている節があった。
大人になりたくない、子供の姿のままがいいと言っているレイ。
あんな美人のミリィさんに好かれていても、全く気にも止めていないし…。
そんなレイが私の事を好きになるなんて、絶対にあるわけない。
零れ落ちる涙が全く止まる気配を見せる事なく、制服のスカートや石床を濡らした。
私は…、
これからどうすればいい?
その時だった---



