【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~



「レイ…」


来てくれないの?


助けに来て…、くれない?



そっか---


別にレイとセリュはゲームの見届け人であって私に何か合った時、助けてくれるなんて一言も言ってはいなかった…。




ガックリと肩を落とした私。


すぐに駆けつけてくれないレイの気持ちが、分かってしまったからだ---




そう…、


レイは私を好きではない。



そんなのは当たり前だ…。




会って間もないたかが小娘一人を好きになるはずないし、それに---


レイはどこか人と壁を作りたがっている節があった。




大人になりたくない、子供の姿のままがいいと言っているレイ。


あんな美人のミリィさんに好かれていても、全く気にも止めていないし…。



そんなレイが私の事を好きになるなんて、絶対にあるわけない。




零れ落ちる涙が全く止まる気配を見せる事なく、制服のスカートや石床を濡らした。




私は…、


これからどうすればいい?




その時だった---