「レイ…」
昨日、ミリィによって電柱が倒れてきた時、レイに助けられた事を思い出す。
震える身体を抱きしめてくれた、レイ。
ちっちゃい身体だけれど…、
それでも抱きしめられた時、心強く感じたし安心する事が出来た。
お願いだからまた抱きしめて、レイ---
ガクガクと震える身体を自分自身の手でギュッと抱きしめながら、思う人物はレイただ一人。
怖いよ…。
こんな薄暗いところに一人でいるなんて、いやだよ---
「レイのバカァァァァァッ!!!」
思わず叫んでみた---
そうすれば、レイが助けに来てくれると思ったから…。
でも、静まり返っているこの場所でその人物は来てくれそうにはなかった。



