私が選んだ『○”隣の牢屋を見る”』の黒い文字が、音と共に点滅する---
本当にこれでいいんだよね?
不安だけが私を埋め尽くす。
そうこう思っているうちに私の身体は自然と扉へと移動し、そして鉄格子から顔を出していた。
いつものように身体が勝手に動いたのだ。
何とも間抜けな構図だな…。
そう思いながら、まずは目の前にある石畳の廊下と目の前の壁を見た。
それから左右を見渡す。
右隣は一つ牢屋があるのみ。
ただ、右廊下突き当たりに厳重そうな扉があった。
多分、ここが牢と外とを繋ぐ扉かな?
左隣はずらっと牢屋が奥まで並んでいる。
かなり牢屋の部屋数があるみたいで、ここからでは突き当りがまるで見えない。
で、右と左の牢屋のどっちを見ればいいのかな?
…と、考えた時だった---
ドガガガガガガガガガッ---



