それにしても、本当にここはどこなんだろう?
ここはどうみても、牢屋…。
ヒンヤリする薄ら寒い空気に、ブルリと身体を震わせた。
このネットリとした重苦しい空気が、何だか気持ち悪いな---
目の前の鉄格子を見ると、顔くらいひょっこりと出せそうな幅がある。
でも、身体まで出られそうにはない幅。
スクッと立ち上がり、鉄格子の前まで歩いた。
そして…、
ガチャガチャガチャ---
うん、やっぱり鍵がかかってて扉が開かないか…。
という事は、私は誰かに捕らわれた?。
でも誰に?
考えながら扉から離れ、最初に倒れた位置に座り込む。
もう一度、屋上での出来事をゆっくりと考えていきそして…。



