私の思いが通じたのか…、 求めていた指先が、私の頬に触れてきた。 そっと触れる、ヒンヤリとした心地よいこの手--- トロン…、 と私の瞳が心地よさに、徐々に瞼がゆっくりと閉じてゆくその時…、 レイの声が遠くから、聞こえてきたような気がした。 でも今は、そんな事どうでもいい…。 この感覚に溺れ…、 私の力がゆっくりと抜け落ちていく。 次第に私は暗闇の中へ、プカリと沈んでいった---