「チカに何をしようとした」
「…特になにも」
「なんでチカに俺の事を教える為に、わざわざお前の手を取る必要がある?」
「最初から見ていたのですか?人が悪い」
クスリと妖艶に笑ったシトリーはレイに腰を折り、礼をする。
「お休みのところ、失礼しております」
「チッ、シトリー。お前、なに企んでやがる」
「わたくしはレイ様の従者。企むなど露ほども思ってはおりません」
睨みつけるレイの事など気にする事なく頭を上げたシトリーは、シレッとそう言う。
そんなシトリーをまだ怪しいと思っているのか、納得いかないとシトリーの胸倉…は届かなかったからかお腹辺りの服をグッと掴み自分へと引き寄せた。



