シトリーが酷く冷たい笑みを浮かべながら、私に手を差し伸べてきた。 えッ? どう言う事? 私の手が徐々に動き出し、そしてシトリーの手を取ろうとしている。 「………」 声が…、 出ない--- 「シトリー」 「………はい、レイ様」 パタンッ--- シトリーへと伸していた私の手が、レイの一声で布団の上へと落ちた。 身体も自由に動くようだ…と、布団の上に落ちた手をカクカクと動かしながらレイへと視線を向ける。 厳しい瞳でシトリーを睨むレイが、ムクリと起き上がった。