「はぁー…」
思わず大きなため息をついてしまった。
ゴソッ---
左隣に身体を向け、レイをジッと見つめる。
お昼ごはんを食べた後、アイスを頬張ったレイはそのまま私の部屋に戻り勝手にゲームをしていた。
宇宙を舞台に敵の戦艦を打ち落とすという、単純なシューティングゲーム。
これは私の従兄弟の子供が家に来た時に、忘れていったやつだ。
それに気がついてすぐその子の家へ連絡を入れたがいらなと言われ、そのまま家で放置していた物。
タンスの肥やしとなっていたゲームを、こうしてレイに楽しんでもらえて良かった。
ギャーギャー言いながらゲームをやっているのを、私とセリュは呆れた顔をしながらレイが遊び終わるまで見ていた。
人間界に来るとよくゲームをするというレイは、かなり上手い。
まぁ、そんなわけで特に気にした様子もなくゲームをやっているレイに安心した。
でもそれってもしかして、無理に楽しんでいたのかな?
と今になって私は思い始めていた。



