【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~



「人間の年にすると3歳ですが、これでも僕は30年生きてきたんです。チカさんよりしっかりしてるのは当たり前じゃないですか」


「あ、そっか」



呆れたように言われて思わず、えへへへ…と笑ってごまかしておく。


どうしても見た目がちっちゃいから、子ども扱いしてしまうのはしょうがないよね?



そう思ったけど当の本人にとってそれは、酷い扱いだったようだ。




なんかすみません---


ペコリッと謝ってみると、セリュが苦笑いした。



その表情を見ると、大人っぽい顔かも…と少しだけ思ったのはここだけの話である。





「さて、部屋に戻りましょうか?」


「今はレイを一人にした方がいいんじゃない?」



「いえ、大丈夫でしょう。普通にしていれば問題はないと思います。変に気を使って部屋に戻らない方が、レイさんにとって気に入らないと思いますよ」


「うーん、そうかぁー」



セリュの言葉に何となく納得したところで、二人一緒に立ち上がった。


そして今日のマラソンの出来事や、先輩がいかに素敵なのかを話しながら部屋まで戻る。



私の話しを終始、セリュは天使の笑顔で聞いてくれていたので私は凄くご満悦だ。