「何だよ?」
可愛い体つきに似合わない、低い声が聞こえてきた。
その声の主であるレイを見ると口からアイスを離し、私を睨みつけている。
あぁ、これはきっと私が何を思ったのか分かっているって顔だな---
「えへへへ…。何でもないよん」
「だったらジロジロ見んな。気持ちワリィ」
ほんっと口が悪いなぁ…。
あ、そうそう。
「レイ、あなたアイスが食べたかったんでしょ?やっと食べれて良かったね」
「………あにいっれんだ」
口いっぱいにアイスを頬張ったレイは一瞬、目を見開いたかと思ったらギュっと萎めて悶えていた。
あぁ、冷たかったんだなと思わずほくそ笑んでしまう。



