レイは小さいままでいいって言ってたけど、それって理由があるからなんだと言うのは分かる。
その理由が何なのかは、分からないけど…。
それをクリアしない限りレイは一生前に進む事なく、これからもずっとあのままの姿でいるのだろう。
それでいいの?
レイ---
このまま見ない振りして生きていったとしても、行きつく先は何もないんじゃないかな?
レイの為に何かしたい…。
この気持ちはレイにとってはおせっかいで、迷惑なのは分かってる。
でも…、
レイには幸せになって欲しいから---
今が幸せだと言うのなら、辛そうな顔をするはずないしね?
鏡に映った自分の顔を睨みつけながら、頬を叩く。
「よしッ!」
レイがここにいる間は少しでも楽しんでもらうために、出来る限りの事はしようと気合を入れた。



