【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~



「うん。じゃぁダイニングテーブルに座って待っててね」


「はいッ!」



そう言ったセリュはパタパタと羽をばたつかせながせながら、廊下を飛んでいった。




セリュの背を見送りながら、もしあの時先輩とランチに行っていたら…、


と、考える。



きっと私が帰ってくるまでセリュは、お腹を空かせてしまっていた事になっていたはず。




だからまぁ…、


ランチに行かなくて、結果的には良かったかな?




さてと…、何を作ろうか?




その前にまずは手を洗わねば。


自然と私の足は、洗面所へと向かうのであった。





「オイ、チカッ!腹減ったぞ~!!」


「はいはい、ちょっと待っててね」



レイの怒鳴り声がキッチンの方から聞こえてきた。


元気そうなレイの声に、胸を撫で下ろす。



レイがいつも通りだったから---



でもそれが喜ばしいとはいえないような気がして、洗面所で手を洗った私はタオルで拭きながらボンヤリ考える。