「………俺様の事はどうでもいいんだよ。それよりミリィ」
「何でしょう?」
「お前はもう、帰れ」
「イ、イヤですわよ。私はまだレイ様と…」
「ウルセェッ!シトリー、出て来い」
「お呼びですか?レイ様」
「ぎゃぁッ!な、何なの?」
レイが呼びかけると突如、レイの前に現れた男性。
それに驚いた私は、目を丸くしながら固まってしまった。
しかし二人はそんな私の事など気にする事なく、話をすすめる。
えぇぇぇ?
な、何この人?
まさかずっと、ここに居たの?
そう思ってもおかしくない程のタイミングで出てきたその男。
肩までソバージュに栗色の髪のその男は、何ともまぁ、色香の漂う色男にこれまたビックリだ。



