大きな音と共に砕け散る破片が私に当たったけれど、そんなの驚きすぎて全く痛くはなかった。
本当に…、
びっくりした---
バクバクする心臓の音が、思いっきり自分の耳に聞こえる。
それくらい驚いてしまったのだ。
こんな事が実際に、あっていいのだろうか?
いや…、
あってはいけない。
と言うかあるはずがない。
家の横の電柱が私に向かって倒れてくるなんて---
ゴックン。
私の横に倒れ落ちた、もはや電柱とは言えないくらい粉々となってしまった物を見て、思わず唾を飲み込んだ。
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