さて、魔法界とはうってかわってここは人間界
人間が暮らす世界
本日の人間界の天気は雨だ
灰色の空から雨粒が落ちてくる
「空が泣いてますねえ…」
窓枠に頬杖をつきながら外を眺めるホシは呟いた
「変な言いかたするねホシは」
ホシの相棒、白猫のシロがホシの背中に話しかけた
「…ところでケンは?」
「学校です」
「ついてかないの?」
「だって今日雨じゃないですか。箒も服も帽子も濡れちゃいます」
「傘…出せば?魔女さん」
「……くっ!!盲点でした!!!
はあー"今日は雨なのでお留守番してますね"って言った数時間前の私が憎いです!」
「ケンその時心なしか清々した顔してたけどね」
優雅に尾を振る猫をホシは睨み付けた
