「嘘で人を救おうとするのは人間だ。 ホシ、おれ達は一体何者だ?人間、ではないだろう?おれ達は…」 ただの魔法使いだ 赤かったホシの瞳がすっと元の紺色に戻り兄に向けていた指もおろした ホシはジャックがいた場所の地面を優しく撫でた まるで母が子を愛しく思っているような動きで ツキはホシの様子を見て眉をひそめた 確かに愛しいのかもしれない ホシは人間を愛しているのかもしれない 嘘でも人を救える彼らを