鈴宮晴美はやっかいな病気を患っていた その病気は治療する薬もなく治るのは簡単なようで難しい 晴美はため息をついた 最近は病気のせいでずっとため息をついてばかりだ ため息をつき、ぼーっと空を見上げる そしてふと想うのはあの人のこと あの人のことが頭から離れない 会いたい 声が聞きたい 笑っていてほしい 彼女の病気は 恋患いだった