完璧少女×イケメン少年

ガラッ!

勢い良く教室のドアを開けた。



どうやら数学の授業だったようだ。

女教師が黒板に書く手を止めてわたしを見ている。



プッ…アホ面…

なんて思ってる暇ないんだってば!


私のバカー!


スタスタスタ…

私は足を踏み出してまっすぐ鞄の置いてある方向へ向かう。



数「ちっ…ちょっと!
  何をやっているのです!?
  さっさと席へ着きなさい!」


ちぇっ…

うるさいなぁ…
そうとなれば…



「僕…今少し体調がすぐれなくて…
転校早々で申し訳ないんですが…早退してもいいですかぁ?(上目使い+涙目)」



どうだ!
(ある意味で)必殺キラキラモード☆