完璧少女×イケメン少年

ヴーヴーヴー…


また私のケータイが鳴った。

そしてディスプレイに映し出された名前は…

これもまたまた純兄。




さっきしてきたばっかりだろーが…


また叫ばれるかな?

私はそう思って耳からケータイを少し離しながら応答ボタンを押した。


「もしもし…
さっきかけてきたばっk…」


『可鈴…
 仕事だ…』


落ち着いた声…

純兄の仕事モードだ…


よし…

「内容はどのような?」


私も仕事モードになる。


『敗苛を潰してほしい…』


敗苛…全国No.6の所か…

薬と…拳銃…だったかな…?



いずれにせよ…


「分かりました…」



汚い事をしているのは確かだ…