竜を遮るようにして聞こえたケータイ
音、

私のもそうだけど竜のもみたいだ。
私はメールを開く、



「「純兄…?(理事長?)」」


竜にも届いたんだ。
純兄が一斉メールなんて珍しい。


内容は…


“ヤッホー、学園のアイドルこと理事長だよーん☆
今から一時間後に空港集合!

なので♪
見てない人がいたら伝言ヨロピク( ̄ー ̄ゞ-☆”


おい…我が兄ながら何なんだよこの文章……


まぁ今は救われたかな?
認めたくはないけれど…

一応ありがとう!


竜「タイミングわりぃ…行くぞ、」

以外にあっさりしてるんだ…
私的にはタイミングばっちりだよ!


「うん…」

もの足りなさそうな顔…だけど何も出来ないなら触れない方がいいかな、
仲間になんてなるきは……


竜「あのさ」

とたんに竜が口を開いた、