完璧少女×イケメン少年

悠「可鈴ーー!!!
  久し…」

ドコッ!


言葉の代わりに飛んできたのは、私の膝蹴り。


悠「グッ…」


目の前で悠布ちゃんがうめき声をあげ
る。

たくっ…



「ハァー…」

私はわざとらしく大きなため息をはく。


だってね?だってね?
今日朝起きた時から誰一人まともな人に会ってないんだよ!?


ため息だってでるよ…



と・り・あ・え・ず、

「悠布ちゃーん…
 起きてー…」


クラス案内をしてもらわないと困るので一応、優しく起こしてみた。