完璧少女×イケメン少年

「純兄ー
 クラスー…」


私はため息まじりに聞く。


そろそろ、このやり取り疲れてきた…



純「グスンッ…

  1-S…可鈴のクラスは特別クラス
  だ…」


特別…?


「何ソレ?」

特別クラスってなんだ?
私の頭にはクエスチョンマークが浮か
ぶ。


純「それについては、悠布に説明させ
  る。」


悠布ちゃんに?

そう言って純兄は放送用マイクにスイッチを入れる。



ピンポンパンポン♪
純「悠布ー!
  急いで理事長室へ来ーい!!!
  早くしないと…」

ガチャ。
純兄がスイッチを切る。



変な終わりかたしたけど早く来てくれるならいっか♪



バタバタバタバタバタバタ!!!!!
バン!!!

「悠布ちゃん!」


足音が止まったかと思えば悠布ちゃんがドアを開けて入って来た。