『可鈴…最後に………』




暗く、気持ち悪い中で聞こえる声に私は耳をかたむけた。









『可鈴…… を…  の皆を信じ てあげて?

 その人逹なら…きっと可鈴を変えられ るよ。
 

 その人逹を信じて…過去に囚われない で……








 ……幸せに笑って…………?』










信…じ……る?

な…にを…?







私の疑問は…声にはならなかった……