キミのとなりで。

「友里恵、戻ってきたんだ。」
「うん^^」
智子が優しい声で言う。
友達って、なんかあったかいな。

すると、あの愚痴を言う軍団が私の前に現れた。
私は、もう泣いたりしないで、立ち向かおうと想った。

「何?」
怒り口調で言った。
「友里恵、馬路ごめん!ゃっぱ・・・悪かったなぁ、って想って。
もう、愚痴なんか言わないから!許して!」
そして、皆が次々に誤ってくる。
「ごめん!許して!」
「ごめん、友里恵!」
「もう愚痴なんか言わない!友里恵は友達だから!」

私は、すぐに許してしまった。
「うん・・いいよ。」
するとみんなは、笑顔になった。
まあ・・いっか。
イジメにつながらないだけ、感謝しようと想う。

「友里恵」
私は森先輩に呼ばれた。
「はい?」
すると友達が二ャけて言う。
「ぁら、彼氏サァン☆友里恵、行ってらっしゃぁーい!」
そう言って私の背中を押した。
私は恥ずかしくなる。
「そういえばもう少しで昼ですよね♪森先輩ッw
友里恵と一緒に食べたらどぉですヵぁー?」

森先輩の恥ずかしがってる顔。
初めて見た。

「ちょっと智子、変なこと言わないでょッ(恥)」
「変なことォ??森先輩、今聞きましたァ??変ですってぇ!」
「ははは^^」
「もう・・w
「ぁ、森先パー・・・」
気づいたら森先輩と手をつないでいた。
「行こ!」
そう言って森先輩は私の手を引いて走り出す。
なんか・・よく分からない。

「ハァ・・ハァ・・。」
ついたのは、なんと森先輩の教室。
周りの視線がすごい気になって、私は下を向いた。