もういいや、と想って私は風呂に入って寝ることに。
その日はなんか・・全然寝れなかった。
ー朝ー
「友里恵ー起きなさい、7時よー」
お母さんの声で私の一日は始まる。
私はベッドから起きようとした。
あれ・・?枕が濡れてる。
昨日・・泣いちゃったのかな。
私はずっと気になってその場にいた。
「友里恵?アンタおきてるの?ご飯できてるわよ」
「はあーい。」
私は1階へ降りる。
ご飯を食べて、髪をしばって、
チャリで学校へと向かう。
学校に着いた。
「友里恵、おはよ!」
「あ、おはよー」
今日はちょっと早く学校についたみたい。
授業まであと30分もある。
「友里恵、拓也呼んでるよー?」
友達に連れられて体育館まで行く。
友達は、すぐに体育館から出て行った。
体育館には、拓也と私、2人だけ。
しーんとしている。
「友里恵・・ごめん。」
拓也が頭を下げる。
「え?何?」
「昨日・・あんなひでえ言い方して。
別れるなんて・・言っちまって。」
「?」
「昨日、森先輩から聞いたんだ。」
えっと?
昨日とめましたよね?森先パー・・
「あ・・そう・・なの?w」
「うん・・。本当にごめん。ついカッとなって・・」
「いいよ別に。私たち、もう終わって・・」
「そんなこと・・言わんでくれ・・。」
えー?
えっと・・困る。
困るよ、拓也。
「ごめん、拓也。あたし決めたの、もうこの恋は終わりに、ってー・・。」
「俺がキレてたとき、あんなに止めたのに?
どうして、どうして?ってその場から離れようとしなかったのに?
・・そんなに気持ちって切り替えできるもんか?」
「彼女よりも他の子を信じる人なんていや・・
もうやめよう?」
拓也はため息をついて「わかった」とだけ言って去った。
朝から・・ブルーな気持ち。
なんか、何もする気になれなかった。
気分も・・そんなによくない。
私は早退することにした。
「友里恵・・大丈夫?」
友達がいろいろと声をかけてくれる。
「うん・・ぢゃあね、ばいばい」
「ばいばーい」
私は車で家に帰った。
