「ど…ど…ど…。
どうしよう――っ!?」


思いっきりうろたえた。


だって、だって、だって!!


今のあたしのこの状況!


一颯の部屋にいて。


一颯のベッドの上にいて。


おまけに、一颯に抱きしめられている状況。


こんなところをウメさんに見られたら…。


恥ずかしすぎて、死んじゃうじゃん?