部活が終わって、
私は屋上に向かった。



梯子を登り、昨日の場所へと。



今日も来るだろうか…
山岸先輩は。



名前を思うたび、
昨日の事を想起するたび熱くなる顔…。



もしかして、私…。





山岸先輩に、恋したの——?





…そうなのかな、
これが恋って事なのかな。



今日何度目かの大空を見上げると、
赤く赤く、染まってた。



そして浮かぶ、山岸先輩の顔。



もしかして、だけど…
これが、マリネの言っていた、
恋の色…?



…つまらなかった灰色の空が、
恋色に染まる——。



…大空、恋色。



ガチャリと、
屋上の扉が開く音が聞こえた。



            —完結—

どうでしょう。

最後辺り、
まとまっていない気がしましたが…。

主人公、ルミの性格は、
自分を元にして見ました!
(人見知りじゃありませんし、
 この話はフィクションです…。
 私はヘタレ)

趣味度かぁ…92%かなぁ。