「まぁいいか! 未來も成長したってことだしね。これからどこ行くの? 」
私が成長…か
私の旦那さんは蒼だから成長してないんだけどね…
「これからスーパー行こうと思って…」
「偶然! 私もこれからスーパー行こうと思っててさ! じゃ一緒に行こうよ! 恋蘭ちゃんいて大変だと思うし」
「…そうだね,行こっか!」
中学の時の私なら " 1人で行けるしいいよ " と断っていたかもしれない
「沙季は今好きな人とかいないの? 」
「一応彼氏はいるよ? 」
「そうなんだ。沙季だって幸せ者じゃない」
「うん…まぁね」
「結婚の予定は? 」
「それがこの前プロポーズされて…」
「えっ⁉︎ どうするの? 」
沙季と話をしているうちにスーパーへと着いて買い物も終わって今は帰り道
随分と長い間話しをしていても久しぶりだから話が尽きない
「私のことはもういいから未來の事聞かせてよ! 」
「え? 私の事? 」
「例えば…旦那さんとはどこで出会ったの? 」
「…」
蒼と出会ったのはテレビ局で偶然にもぶつかったから
でも " テレビ局であった " なんて言ったらテレビ関係の人なんだと特定されてしまう可能性が出る
「えっと…家の鍵忘れてどうしようかって迷ってた時にどうしたの?って話しかけてくれたんだ」
「へぇ…旦那さんいい人じゃん! 」
「うん」
出会ったきっかけは違うけどこの出来事は実際にあったことだし…嘘ではないよね


