結婚式が終わり家に帰る
たんに家…といっても " 私達の家 " に帰る
私達は2人で暮らすお家を買った
本当は婚約した時から2人で暮らしたかったんだけど両親が名残惜しそうにしているのを見て蒼が
「一緒に暮らすのは結婚してからな?それまでは親孝行してこい」
って言ってくれた
だから今日から正式に2人暮らし
でも前に蒼の家に居候させてもらっていた記憶があるけど…
あの時は私の両親が親戚の家に行くと言って出かけてしまった
私も聖奈を遊ぶ約束をしていて…家に帰ろうとしたら鍵がないということに気づいてどうしようかって思ってたらそこに蒼が現れた。
そして蒼の家に行くことになった。
あの時は大丈夫かな? って不安だったけど今はそんな不安はない
だって蒼が優しい人だって私は知っているから
「何笑ってんだ?」
「え? 」
自分でも気がつかなかったが知らないうちに笑ってしまっていたみたい
「んー…ちょっと思い出し笑い! 」
「…変なやつ」
「いいから早くお風呂入って来なよ! それまでにご飯作っておくからっ‼︎ 」
「はいはい」


