蒼の言葉を無視して走り出す
だけど蒼はそれを許してくれない
「ちょっと待てって!」
追いかけてきて腕を掴まれた
できることならそのまま蒼に抱きつきたかった
だけど私達は今,離れていた方がいい
そんな事を考えていたら咄嗟に腕を振り払っていたんだ…
「離してっ! 堂々とできないなんて…もう疲れたの」
ごめんね,蒼
これがいい選択なんだと思う
もしかしたら私は…自分の考えを正当化したいだけなのかもしれない
蒼の話も聞かないで私の意見だけを押し付けて,自分を守りたいだけなのかもしれない
始めは蒼と一緒ならなんでも乗り越えられるって思ってた
だけど甘かったね
一緒だからって乗り越えられない壁もあるのかな?


