『おい!すげーぞ!木下莉羽がいる!』
『マジだ!やべ、メイド姿とかそそる』
やっぱりすごいな,莉羽ちゃん
誰からも愛される人っていいよね
「…きも」
当の本人はそうは思っていないみたいだけど…
ははは…
「いらっしゃいませご主人様♡」
だけど,女優ってだけあってON:OFFの切り替えが早い
莉羽ちゃんのおかげでうちは大繁盛だ
「未來」
「いらっしゃいませ…って瑞貴か」
「なんだよそれ、つーかお前がメイド服とか…ウケるわ」
「はいはい…勝手にウケてなさいよ。聖奈だったら接客中だけど」
「はっ!?別に聖奈ちゃん目当てで来たわけじゃないし…」
そんな隠したってバレバレなのよ
瑞貴にこっそりと耳打ちする
「隠さなくてもいいよ? 聖奈にメイド姿を見に来るって言ったんだって? やるじゃん,瑞貴」
「俺は別に…「未來ちゃーん,こっちに来てもらえるー? 」
「あっ,はいっ! …じゃ瑞貴,聖奈の事は頼んだからねっ! 変なことしないように」
「わかってる,そっちこそ蒼樹さんと変なことしないように」
瑞貴の呼びかけをしっかりと聞き仕事へと戻った


