身の危険を感じる…
逃げようとしてもどこにも逃げられない!
私の背中には冷たい壁,顔の横には手がある状態
これ…どうやって逃げろっていうの!?
「あのさ…手どけてくれないかな? 」
「なんで?」
「なんでって…この状態でいるのもね? 」
「いーだろ、このままで。むしろ俺はこのままでいたいんだけど?」
「いいから! どいて! 」
「どかない」
もう何を言ってもダメみたい
こうなれば強行突破しかないっ‼︎
「そんなに意地悪したら蒼の事嫌いになっちゃうよ? 」
「…それは困る」
やったっ! 作戦大成功っ
それにしてもさっきの蒼は可愛いすぎた
「あのさ? さっきも言ったけど私だってあんな蒼みたくないの。悲しかった」


