「よし!じゃあうちのクラスはメイド喫茶をやりまーす!女子はクジ引いといて下さい

あと俺に呼ばれた人は俺のところ来て

えーと…藍原、佐々木、石本、池川、木下」


え? 私呼ばれた?

いや空耳かも…

ずっと行くべきか迷っていたら


「未來なにやってるの? 早く行くよ」

「えっ?…うん」


やっぱり私呼ばれてたんだ…


「よし全員揃ったな、木下はいないけど…まぁいいか」

「玲何やるの? 」


聖奈はなんで呼ばれたのか気になってしょうがないみたい

友夏も紗南ちゃんも不思議がってる


「いいから聞けって、お前達には強制的にメイドになってもらう」


「「…はっ⁉︎」」


びっくりして大きな声出しちゃったけど今はそれどころじゃない

私がメイド? あり得ないあり得ない!

他の4人なら分かるよ? 可愛いもんっ!

でもなんで私? 私なにか悪いことした?


「ふざけないでよ! やらないからっ」

「私も」

「それは認めないぞ」


聖奈の後に続いて主張したけど玲くんも食いさがる


「なんでよっ! 」

「みんなからの指名だから」


はぁ…頭がクラクラしてきた…


「ちょっと待ってよ! 私達の意見は聞かないっての⁉︎ 」


聖奈はがんばって反論してるけど三浦くんは全然聞く耳もってないし