いくら弟でもそれは許されない
そんなことしたらもう絶対話さないんだからっ
注意しに行こう
「瑞貴っ! 」
「なんだよ」
「なにを企んでるの? 」
「あ?企んでなんかねーよ」
「そんなの信じられるわけないでしょ,あんたが大人しく引き下がるなんて考えられないんだから」
「明日みんなに言おうと思って」
「…そんな事したらどうなるかわかってるよね? 頭のいい瑞貴なら分かるよねー? いくら弟でもそれは許されない,わかった? 」
「…おう」
「間違っても言うことはないようにね? もし誰かに言ったらあんたの口…裂いてやる」
瑞貴に顔を近づけて忠告をした
さすがの瑞貴もこれにはビビったのか顔を歪ませていた
私の自分でびっくりしてる
なんか悪女みたい
「口を裂く?そんなことできるわけねーだろ」
私ごときにビビったのが悔しいのか今度は余裕そうな発言
「できるわよ私,瑞貴が思ってるほど柔じゃないの。もしその時がくるのなら迷いなく…ね」
最後にニヤッと笑った私が恐ろしかったのか今までにないほど怖がっている瑞貴
寒くなったのか身体をさすって身震いしていた
それでいい,ずっとそのまま私に恐怖を感じてて
そうしたら何も問題は起こされないはずっ!


