「教えたよ‼︎ 」
聖奈が自分の世界に入ってる間に!
あれ? でも "じゃあね" って言っただけだから教えてないのかな…?
「池川、お前も職員室に来たいのか?」
「…え? 」
あ,そういえば今授業中だった…
なんかカッとなっちゃって…
「すいませんでした」
恥ずかしくなって静かに席に座る
密かに聖奈に目を向けると私を見て笑っていた
もう最悪…
そんな授業もやっと終わり帰りとなった
聖奈はずっと当てられて隣の子に答えを聞いていた
「未來ー! 」
「あっ聖奈ー」
「あっ聖奈ーじゃないわよ! どうして教えてくれなかったの⁉︎ 」
「だって自分の世界入ってたからさ? 聖奈が自分の世界に入ってる時に話しかけてもなにも反応しないから別にいいかな? って…」
「別によくないからっ‼︎ 」
「ごめんなさーい」
まぁ確かに揺すってでもこっちの世界に戻すべきだったかも
「じゃ私これから職員室行くしかないからばいばいっ」
「はーい! がんばってね! 」
「しっかり怒られてきまーす」
背中を向けながら後ろに向かって手を振っている聖奈
やっぱり面白いな…
よーし,私も帰ろうかな
『♪〜♪〜♪』
…電話だ
『☎︎橋本 蒼』
蒼? どうしたんだろう…


