「千波ーっ!遅いよっ」



「ごめん南菜!」



友人の平野千波を高校の校門で待ってた
私は塩見南菜(しおみなな)。



今日は高校入試。



私と千波はこの中城高校(城高)に
入学するためずっと勉強してきた。



城高はレベルはまぁまぁだし



私たちの家からも近い。



「南菜!ぜったい受かろうね☆」



千波の笑顔に心を晴らし



学校の中へ2人で入って行く…