black★days

「てゆうか、私、ヴァンパイアなんて呼んでないよ?」

「うん。そうだよ♪」

…あえて突っ込まないよ?

「ならなんd」

んちゅ。

…は?

見ると、杏弥は確かに私の薬指をくわえていた。

「ん、美味美味♪」

薬指にはもう血はついてなかった。

「さぁて、血を吸ったことだし…」