しばらく主治医の話しがあり、一度僕は家に帰った。遥はまた眠った。帰るとき、遥の父が僕の所に来た。        「今日はありがとう。君の支えのお陰で私達は救われたよ。」手を握りながらそう言われた。「僕もうれしいです。明日も様子を見に来ますね。」    「あぁ、是非来てやって下さい!」そう言って僕は病院を後にした。