「実は今日休んだのは風邪やないの。」 「え?どう言うこと?」僕は目を見開いた。 「本当は、病院に行ってたの。別の病気で。」 「別のって…何なんだよ?」遥は、ためらっている様子だった。そして、口を開いた。