「今まで何もできとらんかったけんな、せめて少しでもって思ってな。」         「兄ちゃん、俺絶対この世界で成功してみせるけん!」弟のこの言葉に迷いは無いとわかった。僕はとても自慢できる弟を持って幸せだと思った。