「母さん?どうした?」 「あけましておめでとう。」 「あぁ、おめでとう。ゴメンねそっち帰れなくて。」 「よかよか、あんたと電話できるだけで母さんうれしいっちゃけん。」母の声は明るく多少元気な感じだった。