彼氏。擬き。

「……」

「あなたも、嫌でしょう?
毎日毎日あんな目で見られて
告白されて…!あたしも同じなの!
だから、付き合えばそーゆうのもなくなると思わない?お互いに悪いことじゃないと思う。」

「わかった。でも、何も変わらなければ即この話はナシだ。いいな?
とりあえず放課後迎えいく。お前何組?名前は?」

「ありがとう!
3組の、……」

「3組な。了解
俺は6組のー」

その日からあたしたちは始まった