彼氏。擬き。

「今日ずいぶん機嫌よく出ていったと思ったら……凪流と何かあった?
2人、別れたんだってね」

別れた。その言葉に胸が痛む

「……今日、会おうって言われた、んです
だけど……だけど…」

涙が溢れて言葉にならなくなってくる

「うんうん、落ち着いて。
あたししか聞いてないから大丈夫。
ゆっくり話して」

「会っちゃったら…もっと、
好きになっちゃ、い、そうで……
……バレないように、学校出て
歩いて、たら。土手の下に連れて、いかれて……それで、……それで」

「なるほどね」