待ちくたびれた私にとってちょうどいいタイミングだった。
なにも言わず、無言で入ってくる
ってあれ?
さっきどっかで見たよーな
見なかったよーな
顔、してる。
「よっ!」
ぁあ、やっぱり
さっき職員室まで案内してくれた
有村君で…
でも、なんでいるんだろう…
そんなことを考えちゃう…
「遅かったな」
「わりぃって、おやじ」
おやじって…
へっ?
つまり、どーゆーこと?
おやじ=お父さん
だよね?
「おやじって呼ぶなってあれほど言ってるだろ」
「いーじゃねぇーかよ、どーせ、親父は親父なんだし」
「まったく」
不思議な2人のやり取りをずっと眺めていた。

