ただ、君の隣にいたいだけ

クリスマスが押し迫った12月初旬、私は感じたこともない不安に駆られていた。いつもはピタリと予定通りにやってきていた月一のものが来ない。


二、三日遅れるだけなのかなと思っていたけれどもう五日も遅れてる。頭にまず過ったのは妊娠。


だけど、亮輔さんとのあの一回はちゃんと避妊してくれてたし、可能性は低い。でも、こんなに遅れることなんてなかった。



一度だけ薬局で検査薬を買おうか悩んだけれど後もう数日来なければと思いとどまった。妊娠なんてしてない。してない。でも、自然とカフェインを避けてみたり、来月にある新春ショーを辞退するか考えたりもしてる。


再来週からは本格的にショーの練習が始まる。もし、妊娠してたらまずそれはできない。というか私はどうしたらいいの?産む?それとも・・・。



結局、何も判断出来ないまま、日にちだけがどんどんと過ぎていく。亮輔さんは今回のショーがもしかしたらアクシーズとして最後になるかもしれない。


東京でアクターの仕事が決まればアクシーズの練習には参加出来ず、そっちが優先になるから。だから今度のショーは参加したい。一緒に同じ舞台に立ちたい。そう、思うけれどどうしたらいいんだろう。